仔犬を家に迎えたら

仔猫をお家に迎えたら

子猫の時期は、猫の性格、体質、好みなどほとんどが子猫の時期に決まってしまうため、最も大切な時期です。
手もかかり大変ですが、様々な経験をさせて適応能力をつけることが、家族として、また社会の一員として幸せに暮らすために必要です。

予防時期目安 予防項目 注意点
2ヵ月目
  • 1回目予防接種
  • 検便
  • この時期に1回目の予防接種を行います。
    当院では一般的に3種混合ワクチンを接種いたします。
3ヵ月目
  • 2回目予防接種
  • ノミ・ダニ予防
  • この時期に2回目の予防接種を行います。
    当院では一般的に3種混合ワクチンを接種いたします。
  • 家の外に行くようであれば、草むらや茂みに行く可能性があるので、ノミ・ダニの予防をしてあげましょう。
6ヶ月目
  • 避妊、去勢手術
  • 体重測定
  • 繁殖を望まない場合は、生後6カ月齢以降で早めの時期の去勢・避妊手術をご提案します。

3大予防をしっかりと継続しましょう

毎年、3大予防(1.ワクチン接種、2.フィラリア予防、3.ノミ・ダニ予防)をキッチリと継続しましょう。
これらの予防はネコちゃんの健康の基本となります。

ねこ

不妊手術について

将来的に繁殖を考えていないのであれば、早めに避妊・去勢手術をすることをおすすめします。
避妊・去勢手術をするのはかわいそうだという飼い主様もいらっしゃいますが、発情期には様々なストレスが発生します。
避妊・去勢手術をすることで、高齢になるとかかりやすい病気のいくつかを防ぐことができ、飼い主様への経済的な負担の軽減につながります。避妊・去勢には下記のようなメリット・デメリットがあります。

当院では糸を残さない不妊手術を行っております。詳しくはコチラをご覧ください。

手術のメリット

  • 望まない繁殖を防ぐ
  • 子宮蓄膿症(メス)や前立腺疾患(オス)などの生殖器の病気を防ぐことが出来る
  • マーキングや発情を防ぐ
  • 発情期のストレスを防ぐ

手術のデメリット

  • 太りやすくなる
  • 全身麻酔をするため、麻酔のリスクが伴う

手術のタイミングについて

避妊手術(女の子)

生後6ヶ月程度で手術を行います。初回の発情までに行うことが理想的です。
個体差がありますので、成長に合わせ判断いたします

去勢手術(男の子)

生後6ヶ月程度で手術を行います。初回の発情までに行うことが理想的です。
個体差がありますので、成長に合わせ判断いたします

若い頃から健康診断の受診を

健康な時期の検査数値を把握しておきましょう

うちの子はまだ若いから大丈夫!と思わずに、若い頃から定期的に健康診断を受けておきましょう。
若いうちから健康診断を受けることで、健康な時期の検査数値を把握することができ、数値の推移を追うことができます。
「標準的な検査数値の範囲」は存在しますが、個々でその正常値が異なります。
健康時のデータを把握することで、その子の適正範囲が分かりますので、異常があった場合にも安心です。

健康診断に慣れておきましょう

血液検査、エコー検査、レントゲン検査など、ネコちゃんの健康状態を調べる検査はたくさんあります。
高齢になって初めて行う検査ばかりですと、ネコちゃんも負担が大きくなります。
7歳以上の高齢期になると病状によって色々な検査を行う必要が出て来ますので、若い頃からある程度検査に慣れておきましょう。そうすることでシニア期の検査も安心して行えます。

健診キャンペーン時期を活用してください

採血や検査だけ受診いただくこともできますが、ネコちゃんの負担になることもあります。
当院では春や秋にお得に受診していただける健康診断を実施しております。そういった機会などを上手に活用してください。

ネコちゃんは室内飼育をお勧めします

ネコちゃんが屋外に出てしまうと、様々な危険があります。できる限りお外に行かないようにしてあげましょう。
お外に出ると下記のような危険があります

交通事故や落下事故

交通事故や高所からの転落事故では、出血や骨折、内臓の損傷など、大けがをしてしまいます。
一命をとりとめても、後遺症が残ってしまう事も多くあります。
特に発情期のオス猫は、落ち着きをなくしていることも多いので特に気を付けてください。

他のネコちゃんとのけんかによる外傷

ネコちゃんは自分の縄張りに侵入してきたネコと激しいけんかをしてしまうことがしばしばあります。
ネコちゃんの爪や歯はするどくとがっていますので、奥深くまで細菌が入り込んでおり、大きく腫れて発熱してしまうこともあります。その際にウイルスが体内に侵入し、病気にかかることがあります。

寄生虫や感染症(ノミ・ダニ・ウイルス等)

ノミやダニは、草むらや他のネコとの接触から移ります。
ノミ・ダニは強いかゆみを引き起こすだけでなく、お腹に寄生する虫を媒介する場合があります。また、人にも感染する可能性のある、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のような重篤な病気を引き起こす危険もあります。

感染ネコちゃんとの接触やけんかの咬み傷から、以下のようなウイルス性の病気にかかるリスクが高まります。

猫白血病ウイルス感染症(FeLV)

白血病や腫瘍の原因となるだけでなく、免疫力を低下させ日和見感染を引き起こします。
全てのネコが発病するわけではありませんが、発病すると数ヶ月から数年で死に至ります。

猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)

猫エイズとも呼ばれ、感染初期には発熱、下痢、リンパの腫れなどの軽い症状を示し、その後は無症状の期間が数年に渡って続きます。
そのまま寿命を全うできることもありますが、日和見感染や腫瘍を生じるエイズ期を迎えると死に至ります。

猫汎白血球減少症(FPLV)

嘔吐、下痢、発熱等の症状を起こし、さらに白血球の減少により、他の疾患をひきおこしやすくなります。
特に子猫で致死率の高い病気です。

猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)

猫風邪を起こすウイルスのひとつで、くしゃみ、鼻水、よだれ、目やに等の症状を起こします。
症状が重い場合には、発熱、食欲不振により死亡することもあります。
また、回復後も体の中に残り、抵抗力が弱まると再発します。

猫カリシウイルス感染症(FCV)

猫風邪を起こすウイルスのひとつで、猫ウイルス性鼻気管炎と同様の症状に加え、舌などの口の中に潰瘍を生じて痛みをおこすことがあります。

お家での環境作り

運動できる環境を作る

キャットタワー

上下の運動ができるように、棚やタンスの上に乗れるようにしてあげたり、市販のキャットタワーを設置してあげるなどして運動できる環境を作ってあげましょう。
一番高い所にお気に入りの毛布や座布団、寝床を置くなどしてあげるのも効果的です。

爪とぎの置き方を工夫してみましょう

爪とぎの目的は爪の外側の房をはがすことですが、ほかにもマーキングの役割もあります。
ネコちゃんがよく通る道や目立つ所に爪とぎを設置するのがお勧めです。初めは少し多めにそして垂直面に爪とぎを設置してあげましょう。

お水は常に新鮮な状態に

特に冬場は水分摂取量が少なくなる傾向にあり、その結果、尿石などの病気になる確率が上がります。
お水は新鮮な水をいつでも好きな時に飲めるように、ネコちゃんがよくくつろぐ所の近くに置いてください。
出来る限り水分補給を上手にできる環境を整えてあげましょう。

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