熊本の動物病院 水前寺公園ペットクリニック

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~泌尿器の病気~ 尿石症

尿石症

尿石症とは、膀胱の中に尿結石と呼ばれる石ができ、様々な排尿障害を引き起こす病気のことです。
尿石症はもともと顕微鏡でわかるくらいの小さな結晶が集まって作られるものです。一言に結石といってもその種類は様々で

「ケイ酸結石」 「尿酸塩結石」 「リン酸アンモニウム・マグネシウム結石」 「シュウ酸カルシウム結石」 「ストラバイト結石」

などがあり、尿の成分によって作られる結石も異なってきます。しかし、尿結石全体の75%を占めるのはストラバイト結石と言われています。

尿石症になりやすいのは

尿石症は現代のペットの生活習慣病になりつつあります。
尿石症になる原因として、食生活からくるミネラル・ビタミンの悪さ、飲水量の不足、肥満や運動不足などがあります。また、尿結石を作りやすい体質もあるため、遺伝性も考えられます。膀胱炎を始め、細菌の感染も尿結石を作る原因となります。

~性別/年齢~

尿石症はオスにもメスにもある病気ですが、基本的にはメスの尿道のほうがオスより太くて短く、外部からの細菌が侵入しやすいため、メスにおこることが多いようです。
ただし、メスは小さな石なら尿とともに排出できますが、オスは結石ができにくい代わりに、たとえ小さな結晶でも尿道につかえてしまい、それが完全に詰まってしまうと尿路閉塞という大変危険な病気になってしまいます。
尿路閉塞は若い猫や去勢されたオスによくみられます。また、ストラバイトは7歳以上で、シュウ酸カルシウムは7歳以上で発生頻度が高い傾向にあります。

ここで豆知識

どうして猫に下部尿路疾患が多いの??
猫は砂漠地域出身の動物なので、水分の喪失を少なくするため少量で濃い尿を排出するような仕組みになっていて、犬やほかの動物に比べて下部尿路にさまざまな症状が出やすいのです。

こんな症状が出たら要注意

□トイレでじっとうずくまっている
□行動が落ち着かない
□力んでいるが尿が出ない
□尿の色がピンク~赤くなり、血が混ざっていることがある
□トイレに行く回数が多くなる
□トイレでない所で排尿してしまう
□食欲がない、元気がない

尿石症になってしまったら

尿石症になった場合、大きな結石であれば手術をして取り出します。
また、小さな結石や結晶であればそれらを溶かす食事をすることで治療します。すでに尿道に詰まっている場合には、尿を通過させるための緊急処置が必要です。
また、結石や結晶を溶かす食事は、その結石の種類によって食事の種類も変わってくるので獣医師に相談しましょう。
なお、手術によって結石を取り出しても、以前と同じ生活をしていると半年~1年で再び結石が作られてしまうこともあるため、このような場合も結石をできにくくする食事療法によって再発を予防することが必要です。

発症後のケア

発症後は、再発しないように食事療法で予防するほか、飼い主さんが日頃の生活環境を改善することが大事になってきます。
食事は獣医師に相談した上で、動物病院で取り扱っている処方食を与え、水をこまめに変えるなどして水分を多く取れるような環境を作ってあげましょう。
また、ストレスを起こさないような環境を作ることも大切です。特に猫の場合、トイレが汚れていたりすると尿を我慢してしまうため病気につながりやすくなるのです。

まとめ

尿石症は一度発症すると、管理不十分により再発することの多い病気です。
尿量、尿の色、排泄している時間など、毎日の排泄状態をよく観察し、日頃から十分に気を配ってあげましょう。
また、若い頃から食事バランスを考え予防することも大切なことでしょう。

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