ペットの健康診断
健康診断の重要性
ペット達も毎日元気に暮らすために定期的な健康診断が重要です。普段は元気そうに見えていても、目に見えない所で病気が進行している可能性があります。
中には一度悪くなると完治させることが難しい病気や悪化しないと症状が現れにくいものもあります。
定期健診で、ペットの体質を知り、健康状態の把握ができ、病気の早期発見・早期治療につながり進行を少しでも遅らせることができます。
近年、ペットも人と同様に平均寿命が延び高齢化が進んでいます。また、年齢的にまだ若いからといっても、ペットは人よりも何倍も速く年をとります。
そのため、年に1~2回の健康診断をお勧めします。
症状チェック項目
- 咳が出る
- 水を飲む回数・量が増えた
- 呼吸が苦しそう
- 脱毛がある、けづやが悪くなってきた
- 尿の回数が増えた
- 嘔吐することが多くなった
- 尿が出づらい
- 下痢・軟便をすることがある
- 食欲が落ちた、増えた
- お腹が張ってきた
- よく食べるが痩せてきた
- 散歩を嫌がる
※あてはまる項目があれば何らかのサインかもしれません!!
年齢換算表
犬猫 | 1 | 3 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 歳 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
人 | 17 | 28 | 36 | 40 | 44 | 48 | 52 | 56 | 60 | 64 | 68 | 72 | 76 | 80 | 84 | 歳 |
主な検査項目
生化学検査
栄養状態や肝臓、腎臓等の状態を調べる検査
血球計算
白血球・赤血球等の数や貧血・脱水等の状態を調べる検査
ホルモン検査
甲状腺や副腎の機能を調べる検査
炎症マーカー
体のどこかに炎症が起きていないか調べる検査
糖化アルブミン
糖尿病の指標となる検査
よくみられる主な病気
犬で多い病気
- 肝臓病
- 膵炎
- クッシング症候群
- 甲状腺機能低下症
など
猫で多い病気
- 甲状腺機能亢進症
- 脂肪肝
- 腎臓病
- 尿路疾患
など
今月は健康診断キャンペーン‼
この機会にどうぞ