ワンちゃんの老化
シニア犬とは何歳から?
シニア犬とは、小型犬、中型犬で7歳前後、大型犬で5歳前後、人間でいう45歳前後です。
このころから様々な老化症状がではじめます。
1年 | 2年 | 3年 | 5年 | 7年 | 11年 | 13年 | |
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小型犬・中型犬 | 17歳 | 23歳 | 28歳 | 36歳 | 44歳 | 60歳 | 68歳 |
大型犬 | 12歳 | 19歳 | 28歳 | 36歳 | 44歳 | 60歳 | 68歳 |
老化のサイン
- 目が見えづらくなる
- 性格が丸くなったと感じる
- 音が聞こえづらくなる
- 頑固になったと感じる
- においがわかりづらくなる
- 怒り易くなったり、甘えん坊になった
- 白髪が増えてくる
- 遊びに興味を示さなくなった
- お尻が小さくなる
- ふらふら歩く
- 筋肉量が減る
- 段差を登れなくなった
- 立ち上がれなくなった
- おしっこの失敗が増えてきた
対策
★食事は量と質でコントロール
適正体重を把握して、食事の量と質で体重をコントロールしていきましょう。
★散歩やお出かけでリフレッシュ
わんちゃんの笑顔がみれる場所に連れ出してあげましょう。
★リラックスできる環境を整えましょう
わんちゃんの居場所が落ち着く環境かどうか今一度見直してみましょう
家族の気配は感じられる場所ですか?音は静かですか?お布団はわんちゃんの好きな固さになっていますか?
★適度な脳への刺激も大切
適度な刺激のある生活をおくることで、認知症予防にもつながります
適度に脳への刺激になる遊びを取り入れましょう。
★抱き方をかえてみましょう
背骨がまっすぐ水平になるように抱っこします。
★段差を坂に変える
飛び乗ったり、飛び降りたりしなくて良いように家にあるスロープなどを使って傾斜を作ってあげましょう。
自分で傾斜を歩かせて、四肢の筋力アップを図りましょう。
大の表面にはヨガマットやゴムなどを貼り、足が滑らないようにサポートを。
★立つ、歩く、手助けを
ふらふらしてしまう場合は、市販の歩行補助用ベルトを利用してみましょう。
また、後ろ足を引きずるようになったら、犬用の車いすを利用することでもっと自由に動け、表情が生き生きしてくるこもいます
★おしっこの失敗を少なくする工夫
おしっこのしつけをされたことのあるこは、失敗に自分で落ち込んでしまうことがあります。
失敗しないための工夫を施してみてはいかがでしょうか?例えば、いつも寝ている場所から、トイレまでの距離を近くするなど。
★食欲がわくような工夫を
温めてにおいをだしてあげましょう。
★温めてにおいをだしてあげましょう
ごはん皿が床置きだったら、少し高さを付けて食べやすくしてあげます。
食べるときは普通に立っているときより、前足に体重がかかるので足が滑らないように足元を工夫することでより食べやすくなります。
わんちゃんの老化のサインをみのがすことなく、わんちゃんも飼主さんも負担なく幸せな時間を過ごすことができるよう対策をうってみましょう。