フィラリア症とは

フィラリア症イメージ

「犬フィラリア症」とは“犬糸状虫”という寄生虫が蚊を媒介し心臓や肺動脈に寄生することで起きます。
“犬糸状虫”はそうめんのような白く細長い寄生虫で、最長で30センチにもなります。
この寄生虫が、心臓や肺動脈に入り込むと血液の流れが悪くなり色々な症状が現れます。時には、亡くなってしまうこともある恐ろしい病気です。

おもな症状

  • 元気がない(運動・散歩を嫌がる)
  • 乾いた咳をする
  • 食欲がない
  • お腹が膨らんできた(腹水が溜まる)
  • 尿に血が混じる

フィラリア症の症状

軽い症状から、腎臓や肝臓などの働きにまで影響が出ることで、より深刻な症状がみられるようになっていきます。

フィラリアのライフサイクル

フィラリアのライフサイクル
  1. 蚊がフィラリア症に感染している犬の血液を吸う時、血液中の子虫(ミクロフィラリア)が蚊の体内に入ります。
  2. ミクロフィラリアは蚊の体内で感染力を持った幼虫になります。
  3. 感染した蚊が犬に吸血するとき、その刺し口から犬の体内にミクロフィラリアが入ります。
  4. 体内に入ったミクロフィラリアは、皮膚の下や筋肉内で脱皮を繰り返し成長します。
  5. 成長した幼虫は血管内に侵入し、血液の流れに乗って心臓へ移動します。
  6. 肺動脈や心臓で、15cm~30cmの成虫になり沢山の幼虫を産みます。

フィラリアの予防

☆予防薬

当院では、錠剤とチュアブルの2種類から選んでいただくことが出来ます。

チュアブル

牛肉を素材に使用してある為、嗜好性が高くおやつ感覚であげられます。

錠剤タイプ

錠剤タイプなので少ない量できちんと予防できます。

よくフィラリア症の“予防薬”と言いますが、フィラリアが体内に入ってから心臓や肺の血管に移動するまでに約2ヶ月ほどの準備期間があります。
この薬は、体内移行を始める前のフィラリア虫を殺す“駆虫薬”になります。

☆決められた投薬期間(4・5月~12月まで)をきちんと守ること。

フィラリアの投薬期間

フィラリア症の予防は、4月~12月まで投薬することが大切になります。
蚊の姿を見なくなってから1ヶ月後が最後の投薬となる為、当院では12月末に最後の投薬を行うことを推奨しています。

☆お薬を飲ませる前に・・・

予防を始める前に、フィラリア感染の有無を血液検査にて調べます。
気付かないうちにフィラリア症に感染してしまっていた場合、予防薬を投与すると薬の作用で死んだ虫が犬の血管に詰まり、犬が突然死してしまう可能性もあります。
その為、毎年きちんと予防していたとしても翌年には必ず血液検査を受ける必要があります。

予防のシーズン到来!!詳しくはスタッフまで!!

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