熱中症対策

まだ5月ですが、熱中症注意報です!!

こんにちは。少なくなって来ているとは言え、まだ余震の続く中、皆様ご自身の生活のペースを取り戻すのに必死だと想像致します。
今日は、そんな中で見落としてしまいがちな、今うさぎさん達に起きている事、これから起きて来る事が予想されることについて少し触れたいと思います。

震災が起きまして、ペット全般(人間でも問題になっていますが)に何が起こっているかといいますと軽い脱水症状になっている子が多くなります。
避難している又は連続する余震で水を飲む機会が減り、その状態に悪い意味で順応し軽度な脱水が起きているのです。

例年では、熊本はGWが終わるともう夏です。
人間的にはクーラーを点ける程ではないけれど、ウサギさんの住環境は冬バージョンのままだったり、風通しの良くない場所だったり、直射日光が当たる場所だったりすることがあって、知らず知らずここから脱水が始まり5月の中旬のもう一段階、気温が上がる日が来るのでその辺りが危険です。
朝、家を出るときは涼しいくらいだったのに日中ぐんと気温が上がって、『今日はビールだね~』なんて言ってるとまさにそのタイミングで熱中症のスタートです。
 更に先程触れましたように今年は既に脱水してる子もいると思われますし、元来症状がすぐに表に出てくる動物ではないので飼い主さんの目に見える状態になるのは五月下旬位になります。
 私的見解ですが、ウサギの脱水症状の回復(正確には腎機能の回復)には最低でも約2週間はかかります。
それでも、腎機能が回復すればラッキーで、残念ながら亡くなるケースも少なくありません。

さて、話は長くなりましたが、今の熊本のウサギさんは脱水を伴い熱中症に入りやすい状態です。
この数日は雨で涼しいからと安心しないで下さい。雨で窓閉めっぱなし、揺れを気にしてお水は少なめは、危険です!!!!!

対策は簡単です

冷房を入れる準備をしましょう。
 クーラーは壊れていませんか?避難する際にコンセント抜いてそのままになってませんか?
 実際、私の自宅は室外機が倒れてクーラー まだつけてません(苦笑)。
 今確かめてみてください。

心配なら動物病院へ行ってください。
 ポイントは、”さわりごごち”です。
まだ間に合います。頑張りましょう。

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